前回からの続きです
ナットは溝なしを買ってしまったので、弦間ピッチと弦の太さに合わせて溝を掘り、元のナットと同じ厚さになるようにヤスリをかけ、そして最後に弦高がちょうどよくなるように、くっつけては外し、削ってまたくっつてけては外し、と何回も何回も微調整をしてピッタリの所へもっていきました。
そして次に、イナーシャブロックはスチール製がいい!と知り、一生懸命探してwilkinsonの10.8mmピッチのスチールブロックのブリッジを購入。
もうここまでくると、金銭感覚も壊れ後で考えると最初からフェンダー買えるじゃん…涙
てなことになっていたのですが、当時はもう義務のようにひたすらカスタマイズをしていた訳であります。
ギターのカスタマイズの難しさの1つに、規格があります。ミリ規格なのかインチ規格なのか。ジャパン製のギターであればほぼミリ規格。アメリカ製であればインチ規格とわかりやすいのですが、China製ってよくわからないんです。ミリでもないし、インチでもない様な部分が結構ありボディに加工が必要なだったり、新品の部品を削らなければいけなかったり。
先ほどのブリッジも6点支持のトレモロユニットなのですが、ネジ穴の位置が合わずボディを加工するのは嫌だったので新品ブリッジの穴を拡張してくっ付けました。
しかし、素人の大したことない仕事のおかげでアーミング時の動作も安定せず、結局は中4本抜いた二本支持で対処していました。
そんな苦労をしながらも、もう欲望は止まりません!毎晩布団に入りスマホをいじりながら、ピックアップを端から端まで見渡し模索。SRVはテキサススペシャルか!などと知りテキスペを探す毎日です。流石にテキスペは高いので(今はヤフオクでも大分値段も落ち着いて来ました)、ちょっと下げてTEX-MEXを購入。
それと同時に、こだわるならポットや配線、ジャック、コンデンサー、ハンダもだ!と総取り替えしました。
紆余曲折しやっっっっっとの事で完成したSquierのストラト。総額はなんて考えたくもありません!
そして、肝心の「音」はといいますと…
単刀直入に、なりませんでした。ビンテージには。
当たり前と言えば当たり前なのですが、ギターは育てていくもので急に色々部品を変えても確かに音は変わりますがビンテージのそれ、ではないんですね。
2ヶ月位の間に急足でやってしまったので、もっと時間をかけてじっくり進めればまた違う結果になったのかなと思います。
その反省点も踏まえて、ビンテージサウンドを追い求めている今日この頃でございます。
こう
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